さっぽろ雪祭りでは、約300基の雪氷像が並びます

北海道の雪祭りは、昭和25年からスタートしました。高度成長時代の経済発展と並行して、雪祭りは全国的に注目を集め始めました。今では、来場者は200万人を越え、海外からも観光客が訪れるほど国際的なイベントに成長しました。さっぽろ雪祭りの日程は7日間、雪まつり2008は2月5日火曜日から11日月曜日(祝日)までの開催です。毎年、会期中に行きそびれている人も多いようです。真っ白い雪と透き通る氷が作り出す芸術作品が、圧倒的なスケールでせまるサッポロ雪まつり、今年こそは、この目で見てみましょう。
■大通り会場  札幌中心街を東西に横切る大通公園において展開される、おなじみ巨大雪像が並ぶメイン会場です。約1.5キロメートルにわたっての雪と氷のドラマ、雪像、氷像の作品郡は、バラエティに富みます。 ライトアップは午後5時頃から10時の予定です。地下鉄南北線・東西線大通駅で下車して下さい。
第58回札幌雪まつりでの雪氷像の基数は307基でした。第59回札幌雪まつりでの雪氷像の基数は、約300基で、会場別内訳は、大通り会場175基、サトランド会場32基、すすきの会場100基となります。 問い合わせ:さっぽろ雪まつり実行委員会

雪祭りのイベント

雪まつりに協力する陸上自衛隊第11師団によって、5tトラック約6,500台分の雪が輸送され、雪積みの終了する1月20日頃から、おおむね2月3日(日)まで、雪氷像の制作が続きく、札幌市の雪祭りは、他に2つの会場があります。
■サトランド会場は、2006年からオープンした参加型の雪まつり会場で、大人も子供も一緒に遊べて好評でした。サッポロさとらんど(午前9時〜午後5時まで)では、 子供から大人まで楽しめる高さ10m、100m級の雪のすべり台のチューブすべり台 、幼児用の氷のすべり台 、26m×64m 高さが最大6mの雪でできた巨大迷路の雪の大迷路、降ってくる雪をそのままの状態でルーペで見る雪の結晶観察 熱気球体験など、雪と大自然の魅力を満喫できます。そして、会場内には屋台村・雪まつり食堂も登場して、北海道ならではの食を堪能できます。
■すすきの会場 南4条通りから南7条通りまでの駅前通りで、午前0時まで(最終日の11日は午後10時まで)ライトアップします。毛がにやイカ、鮭など北の幸を中に埋め込んだ氷彫刻など、約100基の氷像がすすきののネオンに輝き、幻想的な夜の世界へと導きます。

プレ雪まつり&ポスト雪まつり

さっぽろ雪まつり開催の前日には、ほとんどの雪像が完成し、ライトアップや売店も始まります。会場も宿泊施設も、雪まつりの会期中ほど混雑しないのでお薦めします。雪まつり最終日の翌日から始まる雪像の解体もダイナミックです。北海道での寒さや転倒防止対策は、十分にして下さい。厚手のコート類や手袋は言うに及ばず、帽子や使い捨てカイロがあるとよいでしょう。寒い屋外に対して、建物内は暖房が効いて暑いので、着脱しやすさも考慮してください。札幌市内は雪が積もるだけではなく、道路が凍結している箇所が多いので、靴用の滑り止めグッズなどの転倒防止策を施してください。転んだ場合のことを考えて、ショルダーバッグやリュックを使用して、両手が荷物で塞がれないようにしましょう。
■「小島よしおが雪祭りのイベントに出る」と話題になっています。雪まつりの閉会式には、タレントが出たことはないようです。会期中の土曜日午後に雪祭り特番を全国に向けて放送します。大通り10丁目に、ステージを兼ねた大型雪像が設けられ、局アナと東京から来たタレントで1時間の番組が放送されるので、それに出演するのではないかと言われています。あの海パン姿で何分持ちこたえられるのでしょうか。



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